バニラオト

ロックバンドgo!go!vanillasをひたすら褒めちぎるブログです。

「DREAMS TOUR 2023-2024」ライヴレポート in 東京

 

こんにちは!東方美人です。

気付けばもう2024年。元気にお過ごしでしょうか?

 

私は昨年末からドタバタで、今さらやっとこの記事をアップするに至ります。(汗)

そう。遡るは約二ヶ月前……

 

 

 

DREAMS TOUR 2023-2024に

さっそく一番乗りしてきました!!

 

gogovanillas.com

 

今回のツアーは、インディーズ&メジャーデビューW10周年という特別な節目をお祝いするメモリアルツアー。

昨年秋から今年春に跨ってロングスパンで開催され、津々浦々にわたる長旅の最終地点はなんと幕張メッセ国際展示場9~11ホール!今までもツアーファイナルは豪華になりがちだったけど、こりゃケタが違うわ。(笑)

そんなツアーの初日に居合わせることができたなんて、本当に光栄としか言いようがありません……!♡

 

そして、

え?この人関西在住だよね?と思われた方。

 

ええ。このド平日(11/16木)に、午前ギリギリまで仕事してから飛行機で東京まですっ飛び、翌朝に再び飛行機でとんぼ返りしてますが何か。

狂気の沙汰としか言いようがないのは分かってる。でもね、スケジュールを照らし合わせた結果、今日しか時間が取れなかったんだ。大人の事情と思ってくれ。

ただ、胸を張って言えるのは

もう本当に行ってよかった…!(泣)

 

汗と涙と声援とで、余すところなく自分を「開放」し切ったライヴでした!!!

ここからは、印象に残った楽曲や感想等を興奮冷めやらぬうちに綴っていきたいと思います!

※「DREAMS TOUR 2023-2024」は11月中旬より約4ヶ月間続きます。これから参戦予定だけどネタバレは嫌だ!という方は、大変恐縮ですがこちらでスクロールをお止めいただき、静かに画面をお閉じいただきますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

🍦感情が高ぶった楽曲BEST10

 

前置きとして……

今回Zepp DiverCity (TOKYO) から幕を開けた「DREAMS TOUR 2023-2024」。

全曲愛おしすぎました。

涙腺ゆるんだ楽曲おそらく史上最多だし、心を奪われてしばらく固まってしまったり、逆にハジけすぎて収集がつかなくなったり。(笑)

 

中でも特にエモーショナルになってしまった楽曲達を、今回は久々のランキング形式でお届けします!

 

 

第10位 まさかAlt ver. 完全再現?

 

まずはじめに、

今回ブログ内でセットリスト予想会を設けていない事にお気付きの方、いらっしゃいますでしょうか…?

「やるべき事が多すぎてブログまで手が回らなかった」というのが主な要因なのですが(すいません…)、

もう一つの理由として

「アルバム『DREAMS』のgiftから出るのかgoodiesから出るのか分かんなかった」というのが個人的にありました。(笑)

Alt ver.(オルタナティブバージョン)がアルバム最大の魅力でもあるとはいえ、他楽器をふんだんに加えたあのクオリティを全公演で完全再現するのは難しいんじゃ…(ましてやゲストプレーヤー全公演に連れ回すなんてムリだし……

A: 完全再現できます。

 

それを堂々と証明したのが、

ライヴ前半を華やかに彩った一曲、サイシンサイコウ(Alt ver.)

いやほんと、パワーアップしすぎてて心躍った!!!!

 

Cメロ終わりに近づいてきた瞬間、

「そういえばここからテンポ感狂ってくパートあったような気がするけど……まさかやるの?やっちゃうの!?」って観客全員が固唾を呑んで見守っていたと察します。(笑)でも実際にやってのけちゃうんだなこれが。

「三途の川のイメージボーイ」から展開される高速早口ラップに、コーラス隊とキーボードあっちゃん全身全霊の賑やかし、急上昇する会場のボルテージ。そこに歓喜の悲鳴と手拍子も入り交じり、ファンシー増し増しAlt ver. の完全再現に私ももうお手上げ状態でした。

 

それにしても、もしセトリ予想やってたらどうなってたことか…。おそらくビートクラブとNO NO NOの個人的すぎる二大推しで再び破滅の一途を辿る未来がなんとなく見えた気がしたので、今回少し安堵している自分がいます。

また次回のツアーにて、僕らの未来に賭けてみよう!

 

 

第9位 隣の女の子につられて…

 

続いてのランクインは、

なんやかんやで毎回お馴染みのアメイジングレースでしょうか。

 

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この曲は近年のライヴでも私の涙を誘ってやまない定番曲になりつつあるのですが

アルバムではgiftにもgoodiesにも未収録だったため、あまり「やる前提」として身構えてはいませんでした。

 

そんな中。ライヴ開始前、気さくに話しかけてくれた右隣の女の子と仲良くなり

「FLOWERSツアーも行かれたんですか?私アメイジングレースが大好きで、いっつも泣いちゃうんですよね……」って、

なんとも分かりみが深い。

私もです!なんでか分からないけど涙出ますよね!と共感の嵐で盛り上がった後、奇遇にも本当に歌ってくれることとなったアメイジングレース。「変わらずこのまま」の第一声からタオルで目元を抑える彼女の隣で、やっぱり自分もつられ泣きを抑えられませんでした…。

この曲から解き放たれる唯一無二のあったかさは、やっぱり格別なのよ!!(涙)

 

例えば、行きつけのごはん屋さんであったり何かと助けてくれる家族であったり、

当たり前に身近にありすぎて表舞台でわざわざ取り上げる機会は少ないけど、実は無意識レベルで常日頃お世話になっている存在。そういうものこそが、真に縁の下の力持ちとして活動やアイデンティティそのものをずっと支えてくれていたりする。

アルバム未収録でも変わらず披露されたこの曲は、

まさに言うまでもないバニラズの支柱的存在として、意識せずとも満場一致でセットリストに組み込まれてたのかもしれません。

 

 

第8位 久しぶりの進ちゃんソング

 

それは、平成ペイン → エマの流れで盛り上がってきた後半戦での出来事。

カッコ良すぎるにも程があるイントロと進ちゃんの「自分の中の黒い塊ぶっ壊してこうぜ!」的な一声に、よく分からない胸の轟(とどろ)きすら覚えました。

 

やっと再会できた…!!

LIBツアー以来のストレンジャー!!!!(涙)

 

「黒い塊」とは何ぞや?と思われた方のために、一応進太郎くんのセルフライナーノーツを引用しておきます。

ストレンジャーというと、他人だったり見知らぬ人だったりを想像するだろう。

ただ自分の解釈においては、「ストレンジャー」=「自分」。

協調性ばかりを重視される現代社会において、

自分の根底に気付いたら深く根を張って余計に大きく育った黒い塊を、

大切に且つ恐る恐る抱きかかえている人は沢山いるだろう。

その大切な物を粉々に砕かないと見えないものがある。

自分の中の「ストレンジャー」を破壊して前に進むために必要なものは、他でもない己の力。

自分を越える為の歌。自分を変える為の歌。

(柳沢進太郎)

Quoted from: FOOLS セルフライナーノーツ|go!go!vanillas (gogovanillas.com)

 

あぁ、なんか涙出てきた。

本来の自分とは裏腹に存在する「偽」の自分。騙し誤魔化しで進んでも、本当に望むものは永遠に得られないどころか感覚が麻痺するばかりで、最終的に自分が何を望んでいるのかすらも分からなくなってしまう。

他人からの視線や世間からの評価に対する恐怖を拭い去り、建前と忖度で塗り固めた「黒い塊」を打ち砕くのはもちろん容易なことじゃない。それでも、勇気を出して己が変わるしかないのだと……!

現状に一石を投じるような進ちゃんの歌声と、聴くたびにジリジリとクセになる破壊力を秘めたギターサウンド。

心の底に青い炎が静かに灯った気がしました。

 

バニラズファンになって早七年。

数あるタロシンソングの中で、現時点ではストレンジャーが一番好きだと断言します。原点にして頂点よ。

 

 

第7位 なんて幻想的な世界…!

 

突然ですが、

バニラズライヴの醍醐味とは?と問われたら、皆さんなんと答えますか…?

色々あって迷うと思いますが、おそらくセットリスト、サウンド面でのアレンジ、メンバーのファッションなど……「一期一会のサプライズに出逢える」という点がひとつ挙げられると思います。

中でも観客が一番最初に喰らうサプライズといえば、

会場の門をくぐった瞬間すぐ視界に飛びこんでくるステージの背景デザインではないでしょうか。

 

今回のステージデザインは「DREAMS」の六文字をあしらったネオンのみ。

金曜日の夕方、親友とマンハッタンの下町にあるライブハウスへ繰り出すかのような気取らなさ。個人的にシンプル × カジュアルで、歴代でもかなり上位で気に入ってます。

この「DREAMS」ネオン、Rの右下部のみ点灯させてTを象る(!)など目から鱗の活用法が何パターンも見受けられる中、

とりわけ心を奪われたのが中盤のロールプレイでした。

 

なんというか、

「DREAMS」を構成する光の粒をまばらに煌めかせ…星空のような情景の下で響かせたコーラスが息を呑むほど美しく、

約三年前の東名阪アコースティックツアー「yacoustic night star tours」を逃した雪辱を果たせたような気がして。(笑)

 

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↑ こちらですね。(笑)

 

星空とハーモニーが織り成す幻想的な世界。

しかも今回は特に生音っぽかったというか、アウトロのコーラスで牧さんが変化球を加えていたり(ですよね!?)、より神聖かつ崇高な気持ちでじっくりこの曲と対峙できたように思います。

 

まるで、ライヴ会場でない別世界に誘(いざな)われてしまったような錯覚。おそらく今まで見た中で、最も美しいロールプレイでした。

 

 

第6位 タガが外れるということ。

 

これはもう毎度の事だし「TIME THIEF TOUR」でも取り上げ済なのですが、

今回もやっぱり取り上げざるを得ない。

その名も、

カウンターアクションの時みんなタガ外れすぎ問題』。

 

進ちゃん主導の掛け声、イントロが鳴った瞬間の悲鳴、真っ赤な照明、拳を突き上げ一斉にジャンプする観客、挑戦的な歌詞。

全てがノーリミッターで、激情に突き動かされてる。

かくいう私自身も、はじめは「みんなタガ外れてんなぁ……」と心の中で呟く余裕があったものの、途中から心身ともに理性ぶっ飛んでたような……(笑)しかも今回は、直前のデッドマンズチェイスで五人全員のソロパートを根性で跳び切った後の追い討ちカウンターアクション。脚ガクガクなのは承知の上で、それでも魂で、跳んだ。

 

こんなにタガ外しまくって大丈夫かな…と一瞬思ったものの、後にMCで牧さんが

「普段は自分を理性で抑えてる人も、今日くらいはタガが外れてもいい!リミッター取り壊して、思う存分に楽しもう!」みたいな話をしてくれて、同じ「タガ」というワードが出てきた事にちょっぴりニヤリ。

ライヴ会場ではタガが外れた状態こそが正常なんだな…とちょっと安心しました。みんな、これからもタガ外してこうな。

 

さて、ここからはBEST5のご紹介!!

 

 

第5位 すまん、やっぱイントロだ

 

先ほど「バニラズライヴの醍醐味といえば、一期一会のサプライズに出逢えること」という話をしましたが、

ステージデザイン以外にもうひとつ、毎度非常に楽しみなサプライズがあります。

そう、イントロのライヴアレンジです!

 

先述のストレンジャーもイントロがハードみを帯びててめちゃくちゃカッコ良かったし、

The Jackson 5の「I Want You Back」の前奏オマージュと思わしき何かのイントロ(忘れたんかい)も興奮が止まらなくって。もはやこのイントロアレンジを聴きたいがためにライヴに出向いてるといっても過言ではありません。(?)

中でもやっぱり言及せざるを得ないのが、

青いの。のイントロアレンジ。

 

実は春に赴いた「FLOWERS」ツアーでも堂々の第2位に輝いた功績を持つ青いの。のイントロ。楽曲自体じゃなくて一部分、それも前奏のみが二回もランクインするってどういう事なんだ。(笑)

ただ、前回の「FLOWERS」ツアーでは

なんと形容したらよいのだろう。あの爽やかなブルーラグーンイントロに、モダン・ボサノヴァを隠し味として織り交ぜたような。バルコニーに出て大理石の椅子に腰掛け、そよ風に当たりながら高級ガラス皿でいただくサーティワンのポッピングシャワーみたいな(なんだそれ)。本気で、あんなにワクワクするサウンド聴いたの何ヶ月ぶりだろう…!

Quoted from:「FLOWERS」TOUR 2023 ライヴレポート in 高松 - バニラオト (baniraoto.com)

とまだかろうじて描写できるくらいには覚えていたのですが……

今回は申し訳ない。素晴らしかったのは覚えてるんだけど、肝心なサウンドのディテールがはっきりと思い出せない症候群に陥り中……。

なんでバニラズのイントロアレンジってあんなに人を感動させるのに、時間が経てばするりと記憶からフェードアウトしてしまうんだろう?ただ、ポッピングシャワーではなかったのは確か。もっときりっとシャープで、思わず体が動いてしまうような………あぁもうみんな現地で聴いて!

 

※前回の感想をじっくりお読みになりたい方はこちら ↓ をcheck!!

www.baniraoto.com

 

 

第4位 最高のアフターパーティ!

 

ライヴもとうとう終盤に入り、

最後のアメイジングレースで涙も流し終え、トドメのじゃーん!で拍手と歓声が湧き上がる……みたいなシナリオをさも当たり前かのように待っていた私。

そのじゃーん!が何秒経っても鳴らない珍事が発生し、さてはおヌシ……何かを隠しておるな?!と観客全員が勘付き始めた途端、

静寂を切り裂いたのは今を彩るホットな新曲、コンビニエンスラブでした。

ここでキタかぁ!!

 

この曲を聴いてぱっと浮かんだ言葉は「二次会」「打ち上げ」「アフターパーティー」

バニラズの実力が最も露わになる二番終わりの間奏~Cメロにかけて、リズミカルに打ち込まれるあっちゃんのピアノレジ(伝われ)に「Why would you love me?」からステップを踏む進ちゃんの恍惚とした表情。

もうライヴも終わりかぁ…っていう感傷をファンキーに吹き飛ばし、まさに

今日もねお疲れ そんでさ

ねぇシフト上がり今度ね 僕とね そうだね どっかね

おいしいもん食べてね 愚痴でも言い合おっか

Lyrics by: Tatsuya Maki

と言わんばかりの解放感でした。

最後アメイジングレースの裏側に用意しとくなんて、タイミングが文句無しなのよ。ちょ、ライヴ上がり冗談抜きで牧さんと二人で抜け出してもOK?

 

余談ですが…

 

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MVの激ムズマハラジャダンス。実際に踊ってる人いるのかな?と一階を見回してはみたものの、

みんな踊るどころかぎゅうぎゅうすぎて縦に揺れるので精一杯だった。まぁそうなるわな。難易度高いもん、色んな意味で。

 

ここからはいよいよ……お待ちかねのBEST3!

 

 

第3位 全人類の普遍の課題

 

「DREAMS(夢)」というテーマを掲げ、東京からいよいよ出帆した今回の大規模ツアー。

実際のセットリストにはストレンジャーやカウンターアクションなど「夢」を追いかけるリスナーを鼓舞してくれるような楽曲も多く、残り少ない2023年も全力で頑張ろう!とだいぶ背中を押されたように思います。

ただ「背中押す」系の曲目で個人的に最も印象に残っているのは、上記二曲ではなく

 

ライクアマウンテンでした。

これはシンプルに、いい歌すぎる。

 

シングル化もされておらずMVがあるわけでもなく、かといってデッドマンズチェイスのようにライヴ定番曲になっているわけでもないこの曲。

そんな控えめな楽曲がこの「DREAMS」アルバムに抜擢されたことが、最初は少し意外に感じられてなりませんでした。

でも今回分かった気がする。この曲が如何に「DREAMS」というテーマを背負うにふさわしい楽曲なのかが……!

 

人間って皆それぞれ自分なりの「正義」を握りしめていて、何がシロで何がクロなのか、どれが正解でどれが間違ってるとか一概には計れなくなっている世の中。意見を発信すると、押し付けとみなされてトラブルになることも少なくありません。

そうした「価値観の尊重」に縛られすぎて堂々と自分の考えを主張するのが憚られる中、私が唯一正しい!と確信を持って主張できる気がしたのが

向上心を持つこと、高みを目指して歩み続けることです。

これだけは宗教観や政治思想、ものの捉え方の違いに関わらず、人種・国籍・性別・年齢を問わない全ての人にとって放棄すべきでない事項であるというか。「このままでいいや」で終わろうとする人にそれでいいの?って指摘できる勇気だけは、なぜかあるんですよね。

 

ライクアマウンテンはそんな「古今東西すべての人類にとって必要とされる普遍の課題」をメロディに乗せて高らかに唄いあげた人生の応援歌。

山登りにも例えられる「努力の継続」。それが何より大切だなんて、誰でも頭では分かっているけどいざ実行に移すとなると決して容易な事じゃない。ゆえに薄れていきがちな向上心を瞬く間に刷新してくれる確かなパワーが、この曲にはぐっと込められているように感じます。

 

頂上を目指して険しい山を登るように、

鯉が滝を泳ぎのぼって龍に成るように…

下から上に登ってゆく「DREAMS」の照明は、ライヴ参戦から二ヶ月経った今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。

 

 

第2位 MY DREAMが叶った瞬間

 

第2位は言わずもがな、初めて生音を聴けたオリエント

 

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↑ 初の武道館公演で披露されたオリエント。その再来かと見間違うような感動でした…(涙)

 

アンコール明け、等間隔で刻まれたセイヤ兄さんの重厚なドラムに一瞬で胸が熱くなり、約七年間の思い出がぽろぽろ甦ってきて涙が止まりませんでした。涙目になることはよーくあるけど、伝ってしまう級の涙はこの「DREAMS」ツアーならではかも。(泣)

君がお化粧覚える少し前の話。子供の頃読んだ絵本。サンシャイン光ったレインボー。喜びのフレーズ。黄色の花。オリエンタルな風。走り出した少年少女。

抽象的なフレーズ達も、ただ無造作に並べ立ててるわけじゃない。この掴みどころがないのにどことなく奥深い詞は、夢や憧れ、未知の世界など「少し遠くにあるパノラマ」を常に見据えるバニラズの一大魅力として、この十年間ずっと輝き続けているように感じてなりません。

 

中でも、一番と二番のサビ冒頭に

「僕を駆り立てる ここは東京」

「僕の心にある夢の倫敦」

という代表的な歌詞があるのは有名な話。

今回はその「東京」という地で、ちょうど「倫敦」帰りの彼らから奏でられるオリエントを生で聴けたということ。

偶然の賜物と言うべきか……本当に、幸福以外の何物でもない。(涙)

 

この歌はどれだけ月日が経っても自分の中のベスト5から抜けたことはないけれど、やっぱり格別。

東京で10周年という記念すべき節目を迎え、倫敦に行くという夢の実現をこうして報告するに至った彼らをただ敬意の眼差しで仰ぎ続けたアンコールでした。

 

たまたまとはいえ、東京まで飛んで来て本当に良かったです。

 

 

第1位 現バニラズの真骨頂

 

第1位は、もう迷いなくこれ。

今回のアルバムに収録されているAlt ver. 全曲聴き終えた時から「これは素晴らしすぎる……!」と太鼓判押しまくりの一曲です。

 

 

ツインズ(Alt ver.)

 

原曲ももちろん素晴らしいのですが、このアレンジはより堅実で落ち着いた目線で「結婚」を意識させるというか。「似たもの同士って言って笑った」と語りかけるような牧さんの穏やかな第一声からもうハマりすぎていて、とめどなく涙が溢れました。

哀愁すら漂うトランペットの音色で始まるイントロは1970年代のCarpentersを想起させ、優しい恵みの雨のようなピアノをお供に最後、ジャズテイストでちょっぴり大人なコクと高級感を加えたアレンジで再び振り出しに舞い戻る……。

最近お菓子でカカオ60%チョコや全粒粉ビスケットを用いた「大人の◯◯」が流行っていますが、あんなイメージでしょうか。(笑)

 

今回収録されたAlt ver.(オルタナティブ・バージョン)は、

現時点で持ちうるアイデアと経験値を既存の楽曲達に色付けした、まさにバニラズの最新最高ともいえる11曲のラインナップ。

中でもこのツインズは、まるで長年熟成させたワインをグラスに注いだ瞬間ふわりと拡がる芳醇な香りのように、10年間のバンド活動を経て生まれた独特の「深み」をそっと証明した一曲だと思っています。

 

ゲストプレーヤーを交え、レコーディングの為に渡英し、レーベルの移籍も果たし、

10年経った現在も型にはまらない自由な挑戦を続けるgo!go!vanillas。イマドキのZ世代量産型バンドには決して真似できない玄人感が滲み出てきたなぁ…!とますます目が離せないロックバンドとなりました。

引き続き、11年目もどうぞ宜しくお願いします!

 

 

🍦全体的な感想

 

冒頭の繰り返しとなってしまいますが、

本当に「自分を開放し切ったライヴ」でした。

 

というのも、

最近あまりの忙しさに神経も張り詰めっぱなしで、正直なところバニラズどころじゃなかったんです。もちろん忘れたとか嫌いになったとかいう意味ではなく、本当に音楽を聴く心の余裕すらないような目まぐるしさで。(涙)

そんな激務に追い討ちをかけるようにやってきた「DREAMS TOUR 2023-2024」。

大好きなはずのライヴ遠征も、今回はなんだかワクワクより任務遂行のような心意気が勝ってしまい、当初は純粋に楽しめるか不安な自分がいたのも事実です。

 

それでも、

かつてないほどjazzyでfunkyな音の芸術に心ゆくまで酔いしれ、お台場というモダンで開放的な港街の夜風に当たりながら余韻に浸れたこと。

今回は特に渡英を経て一皮むけたバニラズの貫禄が感じられ、自分自身もちょっぴり背伸びして愉しめた気がします。あっちゃんによるキーボードの存在感がぐっと増したサウンド構成をはじめ、より多彩になったハーモニーは絶妙な足し引きを魅せ、大人や玄人の余裕をたくわえた「新・バニラズ」が徐々に顔を覗かせ始めたような。(笑)

 

張り詰めていた心がゆるみ、想像以上に開放的な気分になれました。

何をちっちゃいことであんな膨大なストレス感じてたんだろう?もっと楽しく胸をときめかせながら、気軽に色々チャレンジすればいいじゃんって。

 

 

鬱屈した心の扉をこじ開け、換気することの大切さを改めて痛感できた一夜でした!

バニラズのメンバー、あっちゃん、ムネさん、およびライヴ運営に携わってくださったスタッフの皆様。

本当にありがとうございました!!!!!

 

 

p.s. 今回のプリティの衣装……なんかもう想像通りの、絵に描いたような出で立ちで地味に感動している件。(笑)

 

赤髪、蝶ネクタイにサスペンダー(四枚目)。プリちゃんの代名詞そのものやん……。

 

 

🍦セットリストまとめ

 

今回のセットリストは、以下のとおりです。

※自身の記憶だけを頼りにしているため、ご参考程度にとどめていただければ幸いです。(笑)

SE: RUN RUN RUN

1. マジック

2. ヒンキーディンキーパーティークルー

3. バイリンガール

4. チェンジユアワールド

5. サイシンサイコウ

6. 青いの。

7. ロールプレイ

8. 雑食

9. おはようカルチャー

10. ツインズ

11. 平成ペイン

12. エマ

13. ストレンジャー

14. デッドマンズチェイス

15. カウンターアクション

16. アメイジングレース

17. コンビニエンスラブ

18 (Ec). オリエント

19 (Ec). ライクアマウンテン

20 (Ec). ギフト 

 

跳んでハジける楽曲もしっとり揺れる楽曲もぎゅっと詰め込まれてて、大満足の20曲。

これから参戦予定の方は、思う存分楽しんできてくださいね!♡

 

 

それでは、またお会いしましょう!!!