バニラオト

ロックバンドgo!go!vanillasをひたすら褒めちぎるブログです。

会員限定「TIME THIEF TOUR」セトリ大予想会!

 

 

こんにちは!東方美人でっす!

梅雨の時期に差し掛かり、じめじめした日々が続いていますが……いかがお過ごしですか?

 

私は雨でもすこぶるハッピー。理由は単純明快。

 

gogovanillas.com

 

go!go!CLUB会員限定ライヴ

「TIME THIEF TOUR」が待ちきれないから!

 

 

別名「初期バニラズ曲解放祭り」とも銘打たれたこちらのツアーは

バニラズのインディーズデビュー10周年を記念し、今週から東名阪福4都市で開催されるファンクラブ会員限定の特別な4公演。

 

そこまで表立ったビッグツアーではないものの、私にとっては武道館やアリーナ並みかそれ以上に本気で行きたいツアーです。

というのも、

バニラズのファンになってから3年ほどは海外にいたため、異国の地でひとり初期の楽曲達を聴き漁りながら「いつかバニラズのライヴに行ってこの歌を聴くんだ!」とずっっっっと夢見ていた私。

まさに時間を超えて過去の自分の夢を叶えているみたいで、本当に感慨深いんですよ……(涙)。

 

 

なので今回も奮発しようと思います。

その名も、

 

「TIME THIEF TOUR」

セトリ大予想会!!!!

 

 

これはおそらく、今までで一番気合いの入った予想会。(笑)

じゃあ定番曲は一切やらないの…?そもそもいつからいつまでが初期なの…?等々謎な部分もいくつかあるけど、もう忖度無しでいきまっせ。

 

そうして練りに練った予想セットリストが、こちら ↓ です。

 

 

 

 

なんだこれ。(笑)

 

ありそうな……というよりかは、自分が聴きたいセトリを全力でプロデュースしたらこうなった、みたいな感じでしょうか。(笑)

ただ、今回ばかりは本っ当に長年恋焦がれていたライヴなので、

妄想の一人歩きと化している件に関しましては何卒ご理解の程お願い申し上げます。

 

 

ではさっそく解説していきますね!

※一曲も当たらない可能性もございますので、生温かい目でご覧いただければ幸いです。

 

 

1. ティーンネイジャーズノイズ

 

いつも悩みに悩む1曲目。

「あれこれ悩んでもヘンな方向行くだけだから、顔色伺うのはやめて自身がホントに聴きたい1曲目を想像してみよ?」と自分に言い聞かせてはみるのだが、

青いの。ツアーのセトリ予想でもあっけなく玉砕していたティーンネイジャーズノイズが頭から離れないのはなぜなのだろうか。

 

go!go!CLUBコンテンツタイトル「マネイジャーズノイズ」の元ネタでもあるこの楽曲。

嵐の前の静けさを感じるイントロ、みんなへの呼びかけが挟めそうな長めの間奏、全体的な波長。すべてをとってみても、幕開けのイメージとなぜか綺麗にシンクロしてしまう。

 

当たらないかも…と思いつつ、それでも1曲目やラストソングといった大一番を担う気概がこの曲には確実にあります。

たとえ1曲目でなくとも、必ず聴きたい曲のひとつです!

 

 

2. トワイライト

 

早速持ってきちゃった。今ツアーの大本命。

 

トワイライト

 

この曲好っきすぎて、思わずリクエストメッセージ送ったくらい。リクエストの中間結果発表でも第一位に輝いており(みんな分かっとるやないか……)、期待せずにはいられません。

(そしてバニラズの皆様、go!go!channelで取り上げてくださってありがとうございました!あんな長文隅々まで読み上げられてめちゃ恥ずかしかったけど「トワイライト良い曲だよねー!」「ねー!」って盛り上がってくれた時は涙出そうになったわ。)(笑)

 

メッセージでも言及しましたが、

この曲はもう「TIME THIEF(時間泥棒)」というツアータイトルにぴったりの一曲ではなかろうか。

時間の流れに 逆らって 歩き出した想いは タイムトラベルの映画のよう

Lyrics by: Tatsuya Maki

エフェクトがかかったように錯覚してしまう牧さんの歌声、

Cメロ直後の時空を軽々ワープするような奥行きある二小節、

バック・トゥ・ザ・フューチャーのSF感をイメージしたという歌詞カードのメモ。

 

「時間を巻き戻す」というコンセプトを見事に体現しているだけでなく、まさにタイトルの如く、A面曲やリード曲に埋もれた淡い光のような名曲です。

これは聴けたら本当に泣いてしまうし、私のプレゼンで牧さんの心が動いたらもう……何もいらない。(涙)

 

ちなみに、

1曲目のティーンネイジャーズノイズはどちらかというと「序章・プロローグ」のような役割で、2曲目のトワイライトはツアータイトルの再確認であり「TIME THIEF TOUR」の始まりを本格的に告げるイメージです。

っとまたまた長文になりそうだからもう止めよ。(笑)どんな言葉で飾り立ててもこの思いは表しきれないわ…

 

 

3. ラバーズ

 

2ndアルバム「Magic Number」で一番聴きたい曲がトワイライトだとしたら……

3rdアルバム「Kameleon Lights」で一番聴きたい曲は、なんといってもラバーズ

 

MVもシングル化もなされていませんが、個人的にこの曲は紛れも無くアルバムの立派なリードトラックであり、Penetrationに並ぶバニラズ二大告白ソング。

出だしの2曲のテンションをキープしてくれそうなリズム感(伝われ)に惹かれて選曲してみました。披露してくれた暁には「兜をかぶり叫べ」からの「wow oh oh!!!!」に全力で振り切りたいと思います。(笑)

 

 

4. ニューエイジ

 

ここからは三連続で1stアルバム「SHAKE」固め。(笑)

あんまり同じアルバムからたて続けに入れるのはさすがにお粗末なんじゃ……という思いもよぎったけど、

「SHAKE」独特のヴィンテージな世界観にどっぷり浸りたい欲に負けてしまった自分がいた。(笑)当時の楽曲って若干短めだから、あわよくば「ひどく~手紙~馬の骨」三部作みたいに収まるんじゃないかっていう半ばこじつけ的な思考でやりました。(笑)

 

そんな「SHAKE」楽曲第一弾は、私の中ではニューエイジ

初々しいコーラスと踊るようなギターリフ。不完全燃焼な毎日を生きる青年の突拍子もないロックンロールが、新たな「創世記」を切り拓いてゆく。

 

死後何年も経ってからやっと偉人と評される人物が存在するように、昔の何気ないファッションが今になって流行し始めるように、

アルバム「SHAKE」には当時のバニラズの最新最高が注がれており、その拙さや懐かしさも現時点から見ると非常に良い味を出しているというか。人為的に施したアンティーク風ではなく、10年もの歳月をかけて熟成された天然かつ本物のアンティークって感じです。

その分、2023年のバニラズによってリメイクされた新しい「SHAKE」楽曲が本当に楽しみ過ぎて、これを書いてる今から既にドキドキが止まりません…!

 

 

5. 非実在少女

 

「SHAKE」曲第二弾は、みんなの憧れ非実在少女をセレクト。

理由はうまく説明できないけど、きっとコアなファンなら誰もが頭によぎった一曲ではないでしょうか…?

 

「アニメの世界に恋をする」という一見若気の至りのようなシチュエーション。

ただ、バンド名go!go!vanillasがメンバー達の好きな漫画「ジョジョの奇妙な冒険」から命名されたように、

アニメや漫画はこのバンドを形作る影の立役者であり、牧さん&プリちゃんの尋常じゃないアニメ・ゲーム・漫画・映画熱をとってもこの曲はバニラズのルーツを語る上で外せない一曲のような気がします。

 

二分にも満たない短さを全く感じさせない圧倒的な存在感。他の「SHAKE」楽曲と連続で聴きたくなる気持ち、分かっていただけますでしょうか……(笑)

 

 

6. ビッグモンスーン

 

「SHAKE」楽曲第三弾。

モールスクライストやミスタースウィンドルを差し置いて選ばせていただいたのが

反骨心の塊ビッグモンスーン

 

この曲は個人的に、バニラズで最も「初期衝動」というコトバがしっくりくる一曲。

時間を巻き戻すって言うんだったら、こんくらいしてくれなくっちゃ。もちろん、うねりの効いた「ビッグモンスーン!」シャウトやプリティのふざけたような笑い声も完全再現で!

 

 

7. サウンドエスケープ

 

怒濤の「SHAKE」楽曲メドレーが終わるとMCを挟み、みんなも俺らと一緒に時空を越えてみない?みたいな感じで(妄想)

迎えるは「FOOLs」の隠れた名曲サウンドエスケープ

 

好きな曲TOP30コーナーでも言及した通り、この曲は私自身五本の指に入るくらい大好きな曲。

ただSpotifyの再生回数も特に多いわけではなく、同アルバム内のFUZZ LOVEやバイバイカラーと比べたら存在感も今ひとつ…な印象が抜けず

「大好きだけど、ここまでマイナーで奥ゆかしい曲はやってくれないだろうな…」と諦めモード全開だったんですね。

 

そんな現状をこじ開けてくれたのが、go!go!channelでもご紹介されていたリクエストメッセージ。

幻想的な浮遊感と神秘的でメロウな音作り、シースルーな雰囲気。分かってくれる方が他にもいたんだ……!と元気づけられたと同時に、

メンバーの反応もまんざらでもないし、イケんじゃない?っていう一筋の希望が見えた。気がした。

 

ラジオネームは忘れてしまったけど、メッセージでサウンドエスケープを推してくれた方へ。嬉しすぎました。本当にありがとう。

この方の一言で、未来が変わるかもしれない。こんなのいつ聴けるんだよ!が叶うかもしれない。

そんな淡い期待を抱きながら、今回思い切ってセレクトしてみました。

 

 

8. ツインズ

 

もーどんどん分からなくなる8曲目。(笑)

中盤からは緻密な計算やら論理的な思考やらが全く機能せず、正直ほぼ野生の勘で並べてると言っても過言ではない。だって今までの全マイナーソングが対象って、範囲広すぎると思いません?(泣)

 

ただそんなカオスな中でも、どこかには入っていてほしい…!と願わざるを得ないのが

3rdアルバム「Kameleon Lights」のツインズです。

 

この曲はバニラズの中でも比較的名の知れたB面ソング。

ファン投票で決める「アコースティックで聴きたい曲」上位6曲にも滑り込んだ実績があるほか、オススメ曲を紹介するコメント欄などでもたまに目にするため、地球上に一定数はツインズファンがいるはず。

 

大切なパートナーへ、日々のささやかな愛と感謝を伝える。

包容力あふれる歌詞とボサノヴァアレンジのよく似合う旋律は、きっと中盤のほっと一息タイムにうってつけの一曲になると思います(その「ほっと一息タイム」とやらがあるのかはまた別の話だが)。

 

 

9. チルタイム

 

「TIME THIEF(時間泥棒)」と聞いて思い浮かぶ楽曲といえば…

タイムワープに重きを置いたトワイライト以外にも、セレモニーやDirty Pretty Thingsといった「時の流れ」をグラデーションで振り返る系の楽曲も要チェック項目となります。

 

中でも今回私が特に聴きたいのが、

再び「Kameleon Lights」より感傷に浸れるスローナンバー、チルタイム

 

バニラズに出逢ったのがちょうど二十歳だったので、この曲は特段共感できるといいますか。「メロディや音作りよりも歌詞が好き」と思える稀少な一曲かもしれません。

バイト終わりの帰り道

茜色の空かきわけてゆく飛行機雲

指でなぞる君の横顔 忘れられないんだ

 

どこまでも続くこの道だと信じていた19の時

二十歳を越え いつの間にか結末ばかり気にして

 

焦ってた 賢く人まかせ

ずるいことばかり 借り物ばっか

本当の自分は何処へ

Lyrics by: Tatsuya Maki

この歌詞が本当に刺さりすぎて。(泣)

 

3rdアルバム「Kameleon Lights」は、他者の心にそっと寄り添う優しい楽曲が特に多く見受けられるように感じます。

タイムワープ系があるなら、グラデーション系もきっとあるはず。(笑)

本当に大好きな歌。ちょ…またこの曲の解剖コーナー作ろ……。

 

 

10. ワットウィーラブ

 

続きましては、貴重なタロシンソングのひとつであるワットウィーラブを選曲。

お気づきでしょうか。昨年の「青いの。ツアー」時から、ひたすらこの曲を待ち続けていることを……!

 

とはいえ、進太郎くんの楽曲は牧さんほど多くないので比較的予想しやすいはず(じゃあちゃんと当ててくれ)

12:25、ストレンジャー、Penetration……と披露済みの楽曲を除外して計算すると、未だ自分がライヴで聴いたことのない曲はなんと3曲のみ。今回その3曲を全部大放出するという荒業繰り広げてます。

 

三度目の正直。どうかよろしくお願いします…!(笑)

 

 

11. パペット

 

お次はリクエストの中間結果発表でトワイライト、ホラーショーと共に同率一位を獲得したパペット

メンバーのみならず、私も最初パペットなんか候補にすら入れておらず、むしろドアーよりも予想外だった一曲。投票結果を受けて急遽セトリに追加しました。(笑)

 

後日「なぜパペット?」と逆に好奇心が湧き、改めて聴いてみると

バニラズが今まで歌ってきたブレないメッセージを他のどの曲よりも力強くかつ丁寧に落とし込んでいて鳥肌が立った。

 

「理想」と「現実」の狭間で生きる私達。

やりたいことをやれ!と闇雲に提唱する歌はこの世に沢山あるけど、

やるべきこと、つまり他者からのニーズを汲み取り、与えられた役割を遂行することも生きる上では避けられない「責任」となって私達に付きまとう。

最初は真似事でも歯車の一部でもいい。自分じゃ変えられない「現実」という軌道の上に「理想」をどう乗せていくかが、真に夢を叶えるための最初の一歩であり、重要なカギとなりうるのだと。

 

それを踏まえて聴くパペットは限りなく知的で、なんかもう……みんなお目が高いなぁ!

 

この機会を逃したらひょっとすると一生出くわさないんじゃないか?って曲なので、固唾を呑んで見守りたいと思います。

 

 

12. NO NO NO

 

自分が聴きたいB面ソングを手あたり次第並べ立て、ヘタしたら中弛(だる)みしそうな中盤。締めくくりに選んでみたのは、

牧さんのおばあ様がお気に入りだと公言するNO NO NOもちろんワタシのお気に入りでもあります。♡

 

「思い出だけ綺麗じゃだめ」とアメとムチを使い分けて諭してくれるような歌詞は、

チルタイム → ワットウィーラブ → パペットの流れが持つ「昔からの夢と理想を燃やし続けてkeep on going!!」という共通したメッセージをしっかり引き継いでくれてるようで実に頼もしい。

 

休む間もなく歩み続けてきた一本道。暖かい西日に照らされ、ふと立ち止まって一息つきたくなった時にお供にしたい「これまで」と「これから」の曲です。

 

 

13. トロピカリア

 

ここからはワックワクの後半戦。

6月の第四週に行われるライヴ = 夏ソングは絶対入ってるなこりゃ!と早とちりして、後半一発目はサマータイムブルーを入れてやろうと意気込んでいた私。

でも後から、

「あれっ今回のセトリ………飛び跳ねる系の曲なくない?!」と急ブレーキで思いとどまり、変更を余儀なくされました。(笑)

 

飛び跳ねたくなる × B面 × 夏ソング。もうこの曲しかないわな。

感じたままさ、さぁ魅惑のトロピカリア!!!

 

この曲はもうね、6年間ずーっと大好き。

メジャー1stシングルのカップリングとは思えないクオリティの高さ。明るく陽気な中に上品さも漂うサウンドにはバニラズのリスナー500人の手拍子と掛け声が公開レコーディングによってミックスされており、この時期からついてきたファンにとっては間違いなく胸熱な一曲です。

 

耳コピで一生懸命手拍子を覚えたあの夏が鮮明によみがえる。どうか今回その努力が報われますように。(笑)

 

 

14. スーパーワーカー

 

さて、盛り上がってきた後半戦。この位置にはもう有無を言わさずこの曲を投入したいと思います。

 

スーパーワーカー

 

www.youtube.com

 

バニラズ史最大のミステリー。なぜこの曲はMVもあるのに全然ライヴで披露されないのだろう??

 

この曲は日々頑張るお勤め人だけじゃなく、

意味のないルールやつまらないルーティーンを断ち切って変わりたいと強く願うすべての人に捧ぐ応援歌。

似たような毎日を繰り返し、周囲に合わせながらやり過ごす大人の日常が割とリアルに描かれていて、聴くたびにギクッとしてしまう。

 

今回はお決まりの後半ソング(カウンターアクション、平成ペイン、one shot killなど)が封印となるので、なるべく近いテイストのマイナーなロックチューンで差し替えるとしたらどれがいいかな?と熟考して決めました。

何回も言うけど、こんな立派なMVもあるのに今までさほど披露されなかった意味が分からない。(笑)きっと今回のために存在していたんだな…

 

 

15. ノットアローン

 

他にマイナーなロックチューンあったっけ?と自問自答するも束の間、

トワイライトやチルタイム並みに適材適所な一曲を見つけてしまい、一人でニヤニヤしちゃってます。

 

シングル「アメイジングレース」のカップリング曲、ノットアローン

 

未だライヴで聴いたことない進太郎ソング第二弾。バニラズに対する第一印象を進ちゃん目線で表現した、バニラズ愛ほとばしる一曲です!

進太郎くんにはぜひ会場でバニラズに出逢った瞬間の初期衝動を肌から思い出してもらいたいし、ノットアローン(一人じゃない)という喜びをFC会員だけの空間で大爆発させてほしい。

 

跳ねるようなテレキャスターにけたたましいドラム、3回×2の手拍子、進ちゃん渾身の「物足りないね」。曲の表面構成だけ見ても盛り上がり必至なのに、

進ちゃんと観客達のバニラズ愛が歌詞の如く「一体化」したら、えげつない相乗効果で本当にどこまでも行けそう。

偶然出会った? そんな訳あるか

たとえ死んでも また会えちゃうんだな

Lyrics by: Shintaro Yanagisawa

この歌詞だけで泣きそうだ。(笑)

 

 

16. ホラーショー

 

後半の〆には絶対にこの曲。ツアーが決まった瞬間からスタメン入りでした。

インディーズ時代、2000枚限定発売シングルでオリエントと同時にリリースされたホラーショー

 

9月に入ってから、なぜか無性に普段そこまでヘビーローテーションしてるわけではないホラーショーが聴きたくなり、

次第に「待てよこの曲……サウンドの輸入感強いしフレーズの繰り返しも多いし、まぁ若さゆえの勢いに任せて作った初期の曲ってカンジはするんだけど………ちょっとライヴアレンジ加えたら、死ぬほどカッコいい神曲になるんじゃ………?」と意識するようになって、

気付けば自分のお気に入りに成り上がっていたという。

だって、「レディーもし会えたら お気に入りを聴いてよ」なんてさ…。こんなこと、自転車に跨ったキャスケット帽のハンサムな青年に去り際に言われたらたまらない(なんだそれ)。それに「唸るほどの才能と ハマるほどの感動」ってもうバニラズというバンドの存在そのものじゃないの。

Quoted from:日本武道館「My Favorite Things」セトリ大予想会! - バニラオト (baniraoto.com)

その期待度といえば、武道館のセトリ予想で語ってた通り。

MVもあり武道館でも披露済みのオリエントと比べて、何かと影が薄いホラーショー。なんだか大企業で出世した優秀な双子の兄と、地方で細々と家業を手伝う弟みたいな(どんな例え)。どっちが良い悪いじゃないんだけどね。

リクエストの中間結果発表でも一位だったみたいなので、もうやる前提でOK?(笑)

 

 

17. スタンドバイミー

 

今までの経験上、

後半でどんちゃん騒ぎを繰り広げた後は、場内の過剰に分泌されたアドレナリンを鎮めてくれる役割の一曲が投じられる傾向にあります。(笑)

 

そして今回、私が鎮静剤として選んだ一曲は

透明感抜群の朝ソング、スタンドバイミー

 

www.youtube.com

 

バニラズ史最大のミステリーⅡ。なぜこの曲はMVもあってシングル化もされているのに全然ライヴで披露されないのだろう???

「ヨーグリーナ&サントリー天然水」とのコラボで制作された爽やかなMVをはじめ、サウンド面でもCzecho No Republicの八木類さんにピアノで参加いただいており、制作背景はそれなりに豪華。

その分ライヴの定番ソングとして広まっていないのは少しもったいなく感じます。

 

かのLIFE IS BEAUTIFULやおはようカルチャーに引けを取らない軽やかでフレッシュなサウンドは、ヴィンテージ感が色濃い今回のラインナップに新鮮な風を吹き込んでくれるはず。

是非とも期待してます!

 

 

18. なつのうた

 

エモーショナルになりがちな終盤。ですが初期バニラズ曲解放祭りということで、あまり迷うことなく自然とこの曲が脳裏に浮かびました。

「SHAKE」を代表するミドルナンバー、なつのうた

 

www.youtube.com

 

6月の第四週に開催される今ツアー。ちょうど「あぁそうか夏がきたのか」と思える季節に差し掛かってきてるのでは……?

 

この曲は「B面だから」「MVがないから」という理由により表舞台に出る機会はあまり得られなかったものの、依然としてgo!go!vanillasというバンドを象徴する重要な楽曲です。

なつのうたは今やバニラズのロゴであり象徴的存在である「バニラアイスクリーム」というフレーズをサビの頭で登場させており、

個人的に人間讃歌やおはようカルチャー、オリエント級に威厳のある特別な一曲だと認識しているため、武道館で歌ってほしい気持ちは諦められません。

Quoted from:日本武道館「My Favorite Things」セトリ大予想会! - バニラオト (baniraoto.com)

 

昨年のセトリ予想でも思いっきりハズしていることはさておき、

5分超にもわたるノスタルジックな旋律、神秘的な歌詞、真っ直ぐな情熱。FC限定ツアーという特別な舞台に最も相応しい特別な一曲だということが見て取れると思います。

おそらくこの日のためにずっと温めてきた大切な一曲なんだろうな。きっとやってくれる。そんな気もしなくはないんだ。

 

 

19. アクロス ザ ユニバーシティ

 

実質上のラストソングも、やっぱり威厳があるがゆえに肝心な時にしか出現しない古曲をどうしても置きたくて

☞ オリエント

☞ 人間讃歌

☞ なつのうた

☞ アクロス ザ ユニバーシティ

の四択かな、とにらんでいた私。

 

最初は人間讃歌が有力な候補だったけど、一回目の武道館と被るのとgo!go!channelで紹介されていたリクエストメッセージに影響されてアクロス ザ ユニバーシティにしました。

 

いやぁ、聴きたいよね。四人揃った生演奏のアクロス。

 

特に、一回目の武道館や横浜アリーナなどこの曲が聴ける機会をことごとく逃している者にとっては、喉から手が出るほど聴きたい楽曲です。(笑)

牧さん…。どうかご自身の大学時代まで時間を巻き戻して……!!

 

 

20(Ec). ルーシア

 

特別感もひとしおのアンコール。

本当は「PANDORA」ツアーファイナルで涙が出るくらい感動した「ひどく~手紙~馬の骨」三部作がまた聴きたいな……なんて思ってたけど

それ以上に出逢いたい一曲がありました。

 

マイナー過ぎて今やほとんど誰も触れてこない幻のラブソングルーシア

 

この曲は……狂おしいくらい好き。(泣)

ちょっとやそっとじゃお耳にかかれない激レアソングなのは分かってる。でも今回は、エマの時期からバニラズを追いかけ回してきた古参ファンも命がけで集うFC限定ツアー。今こそルーシアを…解き放つ時ではないか……?

 

余談ですが、

 

 

今回のグッズにある「EMA」ポスター2014(New Old Stock)。

このタバコを咥えた黒髪の女性こそがルーシア説というのを私は一途に信じています。(笑)

エマはやらない前提なのにこの女性をあしらったグッズがあるのはなぜ?そう、ルーシアがセトリに入ってるからさ。

そんな意味の分からん言いがかりを付けないと自分を保てない。それくらいこの曲の熱狂的ファンだということをここに誓います。

 

って、もはやセトリ予想会じゃなくなってる件。感情の暴走、失礼致しました。(笑)

 

 

21(Ec). 触れたら

 

私欲の詰め放題と化した今回のセトリ予想会。気が付けば最後の一曲だ。(汗)

ここは一昔前の慣習を復活させてギフトになるかな?と一瞬思ったものの、やっぱり最後まで自分の欲に忠実でいたい。

そんな私のラストチョイスは、

シングル「No.999」のカップリング曲、触れたら

 

未だライヴで聴いたことない進太郎ソング第三弾。作詞作曲は進ちゃんだけどボーカルは牧さんが務め、更にはLOVE PSYCHEDELICOのNAOKIさんにプロデュースしていただいたという決して適当にはあしらえない一曲です。

 

進太郎くんの書く歌詞はいつも抽象的で暗喩も多く、様々な解釈ができたりもするのですが

この曲は特にそのいい意味でぼやけた歌詞が活きており、リスナーの涙を誘います。本当にライヴで聴けたら多分涙腺崩壊だろうな。

最後「ラララ…」の尺を少し長めにしていただいて、感動と余韻に浸らせてください!

 

 

 

 

セトリ予想会は、以上になります。(笑)

いかがでしたか?私はセトリ予想だけで一万字書き上げた自分にドン引きしているのですが。

 

とうとう数時間後(!)に迫る「TIME THIEF TOUR」。

爪の色は何にしよう…?どのTシャツを着て行こう…?お便りボイスに参加するなら何を言おう…?と、気合が入ってる分準備も入念になり、いつも以上に緊張してる自分がいます。

 

そういえば、

「TIME THIEF TOUR」の準備以上に頭を悩ませたのが「TIME THIEF QUIZ」

 

 

 

なんか、ムズくない?(笑)

 

牧達弥の平成最後の忘れ物なんか知るよしもなく。「プリティん家の本棚第55回で紹介されていた漫画」が「今日から俺は!!」だと一発で当てた私を誰か褒めてください。(笑)

 

そんなこんなで楽しみの尽きない6月。今夜は五感を研ぎ澄まし、バニラズの初期曲を存分に味わい尽くそうと思います!!

 

それでは、またライヴ後にお会いしましょう!!!!